☎0235-43-3547
2022年– date –
-
藤原清人 顕彰碑
清人は文政10年(1827)に生まれ、庄内藩の御用鍛冶であった斎藤小四郎、あさひや旅館(閉業)の養子となった。本名斎藤小市郎。 やがて清人は江戸に出て名のある刀工になりたいと願い、26才で山浦清麿に入門、師匠から一字もらって清人と名乗った。安... -
昭和天皇歌碑
温海岳の美しさに感銘をお受けになりお詠みになられた 温海嶽の麓、熊野神社の境内に建つこの碑には、昭和36年に昭和天皇皇后両陛下があつみ温泉にご宿泊の折、温海嶽の美しさに感激され詠まれた歌が刻まれています。 「雨けむる みどりの山は しづかに... -
芭蕉供養碑
元禄2年(1689)春、門人曽良を連れて奥の細道の旅に出た俳聖松尾芭蕉は、6月半ば象潟から酒田を経て26日に温海に一泊、27日27日鼠ヶ関を通って越後に去った。曽良によれば温海では鈴木所左衛門宅に泊まったとあるが、所左衛門とは曽良の聞き違いで本当... -
与謝野晶子歌碑
夫を亡くし、あつみ温泉で沈んだ心を癒した与謝野晶子 夫、鉄幹とともに「明星」の中心となり、自由奔放、官能的、情熱的な歌風によって浪漫主義詩歌の全盛期を現出させた晶子だが、昭和10年3月に夫を亡くし、6月末から7月にかけてあつみ温泉を訪れ沈ん... -
大清水公園
昔から名水として知られる湧水が流れるこの公園は、あつみ温泉に訪れる観光客や住民達の憩いの場にもなっている。遠くからわざわざこの水を汲みにくる人もいるほど。 公園隣のそば屋「大清水」ではこの水にさらして作るそばがいただけます。 また、公園... -
あつみ温泉 ばら園
庄内唯一のばら園。約90種3,000本のバラが咲く 熊野神社境内にあり、約90種3,000本のばらが6~10月頃にかけ色鮮やかに次々と咲き、温泉街に彩りを添えます。 昭和37年に火災からの復興を願い、地元旅館館主や有志からばらが寄贈され造園がスタート。平成... -
あつみ温泉 朝市
江戸時代から約280年以上続く伝統ある市 あつみ温泉の朝市の歴史は江戸時代にさかのぼります。庄内藩のお殿様が湯治であつみ温泉を利用していたことから、庶民にも湯治場として知れ渡るようになり、湯治客が多く訪れるようになりました。当時は食材を湯治... -
長徳寺 涅槃像
貞和年間(1345-1349)出羽国獄沢の住人権内正定という者が山遊びのとき、川南の山に根本が光り輝く木があるのを不思議に思い、行ってみると阿弥陀如来の尊像であったという。それよりその地に居住し尊像を祭守し、その地を長徳寺と称したという。 長徳寺... -
熊野神社
元正天皇の養老5年(721)僧行基がたてたといわれ、現在当社の祭神は、由豆佐売命、大巳貴命、少彦名命とされている。 温海嶽は、その氏子が温海、釜谷坂、暮坪、米子、湯村(湯温海・湯之里)、一霞、小菅野代の七ヶ村であることからみても周辺住民に... -
温泉神社 礼拝所
あつみ温泉の発見は、大同2年(807)手負いの鶴が湯浴して傷を癒していたとか、嘉祥2年(849)大地震で温泉が湧きだしたなど伝えている。この湯が沢の如く流れ出るところを湯の神と崇めていたが、のちに、湯蔵権現と称しそのそばに湯蔵権現堂を建立して奉...